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製造現場では、硬度と抗張力の関係、比重と強度、温度と収量の関係など2つのデータの関係を調べたい
場合がある。
散布図とは、対になった2組のデータxとyをとり、この2つのデータの関係を図に表したものを散布図といい、
それによって、改善すべき特性とその要因を把握するのに用いられる。



手順1 データを集める
     関係があるかどうかを調べるためのデータを30組以上集めてデータシートにまとめる。

手順2 グラフの座標軸をつくる。
     縦軸および横軸に目盛りをとり、縦軸は上にゆくほど大きい値を、横軸は右にゆくほど大きい値
     をとるようにする。
     一般に2種類のデータの一方が原因で(要因)で、他方が結果(特性値)である場合には、横軸に
     要因を書き、縦軸に特性値を書くようにする。
     また、図はほぼ正方形になるようにする。

手順3 データをプロットする。
     データはグラフ上にプロットする。この場合、同じデータがあってプロットが重なる場合は、二重丸、
     あるいは三重丸で示す。






□散布図の使いかた
 散布図の型には、次の5つがあるが、これらの図を正しく読み取りアクションに結びつけなければならない。



□散布図を使うときの注意点

1)異常点はないか
集団ととび離れた点があれば、その原因を調べ、原因が判明すればその点を除いて判断する。
もし原因が不明の場合には、その点を含めて判断する。多くの場合、測定の誤りとか作業条件の
変更とかの特別の原因を示している。

2)層別の必要性
全体としてみれば相関がなさそうに見えても、層別してみれば相関がある場合、これとは逆に
層別してみれば相関はないが、全体としてみれば相関がある場合がある。したがって、散布図を
書く場合には散布図上のプロットは印をかえてるとか色分けをするとかして層別しておいたほうがよい。


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